24時間換気マーベックス会長本田善次郎のコラム

24時間換気マーベックス会長本田善次郎のコラム 日本は衣食住のうち、住環境については後れていると言われており、改善?

12/04/2021

ダーウインの名言の一つに下記がある。「最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるのでもない。 唯一生き残ることが出来るのは、 変化に対応できる者である。」今後の住宅市場の環境は下記の通り大きな地殻変動が起こるが、その変化は徐々となる。徐々の変化には「ゆでガエルの法則」で広く知られているが、その対応が難しい。必ずや起こるであろう変化を先取りした事業展開するものだけが生き残れる。住宅市場・環境の変化を下記に列記する。従って、これらの市場の変化に対応する家作りが求められていると考える。  
  
  
住宅市場・環境の変化を下記に列記する。従って、これらの市場の変化に対応する家作りが求められていると考える。
   
   
1.少子高齢化で世帯数の減少
  住宅着工数の減少
  
  
2.地球環境から省エネルギー化の前進
  住宅が長寿命化となっているので、長く住むには、
  将来の標準基準となるレベルの住宅性能の建設が必要。
  
  
3.我慢の生活から快適で健康な生活
  局所間歇空調から世界標準の全館空調
  
  
4.新型コロナでテレワークの普及
  オープンスペースから個室回帰
  
  
5.デジタル社会DXの実現
  住宅のIOT
  

「ゆでガエルの法則」とは
カエルを熱湯の鍋にいれると驚いて逃げ出すが、常温の水に入れて徐々に水温を上げると、逃げ出すタイミングを失い、最後には死んでしまう、ことを言う。

全館空調について    昨今のオープンスペースの間取りの住宅では、断熱性能(Ua値)が高くなったことで、壁掛けエアコン1台でも全館空調が可能にまでなった。     しかし、テレワークやオンライン授業などで住宅の間取りがオープンスペースから個...
10/03/2021

全館空調について
  
  
昨今のオープンスペースの間取りの住宅では、断熱性能(Ua値)が高くなったことで、壁掛けエアコン1台でも全館空調が可能にまでなった。 
  
  
しかし、テレワークやオンライン授業などで住宅の間取りがオープンスペースから個室回帰が始まると、HEAT20のG3水準の断熱性能の住宅でも、空調を壁掛けエアコン1台に頼った通常の空調では、温度ムラが出て、各居室の快適性を満足することができなくなった。
  
  
また住宅の寿命が長くなっているので、今から建てる住宅は少なくとも、10年後新築される住宅の平均的な住宅性性能や設備を有するレベルである必要がある。
  
  
住宅外皮平均熱貫流値(Ua値)はHEAT20のG1か、ZEHプラスで以上にして、空調は全館空調をお勧めしたい。
  
  
一言に全館空調と言っても、種々の方式がある。メンテや省エネから全館空調の特徴を下表にまとめた。

断熱基準と暖房負荷                最近の住宅暖房方式は局所間欠から全館連続に変わりつつある。    また、住宅の断熱水準には、平成28年省エネ基準、HEAT20のG2.G3,及びG3基準などがある。    しかし、どの断熱水...
01/03/2021

断熱基準と暖房負荷                

最近の住宅暖房方式は局所間欠から全館連続に変わりつつある。
  
  

また、住宅の断熱水準には、平成28年省エネ基準、HEAT20のG2.G3,及びG3基準などがある。
  
  

しかし、どの断熱水準で建てればどの程度の効果があるのか、明確ではない。
  
  

断熱水準と暖房方式での暖房負荷に関して、日大の井口先生が、自立循環型住宅のWEB全館空調懇談会にて,坂本雄三先生の下記資料で、最低体感温度と暖房負荷との関係を分かりやすく報告されているので紹介する。
  
  
例えば省エネ基準UA値0.87W/㎡kで、最低体感温度が10.2℃相当になる部分間欠暖房の年間暖房負荷は11GJ/年になるが、UA0.46/㎡kのG2水準では、ほぼ同じ暖房負荷で、最低体感温度20℃で全館連続暖房が可能となる。
  
  
断熱をG2以上の水準にした場合、全館空調でも暖房負荷は増えないが、G1では暖房負荷が1.5倍となってしまうので、全館空調する場合は「使用しない居室の温度は上げない」◆VAV全館空調が必要となる。
  

VAV:居室への空調空気の送風量を変化させて、温度制御を行う方式。

省エネとコストの関係 住宅の暖冷房負荷を少なくすることは省エネルギー化になる。そのための方法は大きくは4つ。  ①外皮平均熱貫流値Ua値を小さくする ②冬の日射取得熱を大きくする ③夏の日射遮蔽を多くする ④隙間量C値を小さくすることで漏気...
22/02/2021

省エネとコストの関係 

住宅の暖冷房負荷を少なくすることは省エネルギー化になる。
そのための方法は大きくは4つ。
 
 

①外皮平均熱貫流値Ua値を小さくする 
②冬の日射取得熱を大きくする 
③夏の日射遮蔽を多くする 
④隙間量C値を小さくすることで漏気を少なくする。 
 
 
がある。
 
これら4つの性能を向上させるのに「コストを掛ければできる場合」と「設計士の能力や大工の施工能力による場合」とがあるので注意しなければならない。
 
 
①Ua値は壁、屋根、床とサッシなどの材料の性能を上げたり、使用量を増やしたりするなどコストをかけさえすれば誰でも小さく(性能を向上)させることが可能となる。
 
 
②冬の日射取得熱と③夏に日射遮蔽はサッシの「取付位置」、「サイズ」、「ガラスLow-Eの使い方」並びに「庇」、「ブラインド」や「オーニング」の窓周りの部材のプランで大きくかわる。これは「部材のコスト」よりも「部材の使い方」なので、設計士の日射取得や日射遮蔽に関する能力により大きく左右される。

住宅建築の依頼先を探す際には「日射取得」や「日射遮蔽」に関して説明できる設計士であることを確認するのが良い。
 
 
④気密性能を高める(C値を小さくする)には、部材コストの上昇は殆どない。それよりも、工務店自身がC値の重要性を理解していることと、大工工事の施工の丁寧さとその能力によるところが大きい。そういった意味でも、C値を測定する工務店は断熱性能、雨漏り、耐震性なども信頼し得るところが多いので安心できると言える。

◆快適性に対する常識のウソ   「快適」という言葉は日常的に使われ、その「快適」の指標として、「温度」と「湿度」が一般的に用いられている。しかし、「温度」は絶対的条件と言えるが、「湿度」は必ずしも絶対条件では無く、「快適」には殆ど影響がない...
16/02/2021

◆快適性に対する常識のウソ
 
 
 

「快適」という言葉は日常的に使われ、その「快適」の指標として、「温度」と「湿度」が一般的に用いられている。しかし、「温度」は絶対的条件と言えるが、「湿度」は必ずしも絶対条件では無く、「快適」には殆ど影響がないことが報告されている。
 
 
 

1. 建築気候(斎藤平蔵著、共立出版1974年、P276)には、人間は湿度に対し鈍感。湿度20%でも乾燥感を感じず、汗かかなければ80%以上でも気づかない。湿度50~60%が「快適」だとするのは誤った感覚。とある。
 
 
 

2. NHKためしてガッテン(2010年1月6日)の「うるおいを我が家に!加湿器ウルトラ活用術」早稲田大学 堤 仁美氏では、空調の整った暑くとも寒くともない環境だと人間は湿度を感知しづらい。湿度を感じるのは暑くて汗をかいているときのコト。とある。
 
 
 

実際に、「快適」性を客観的に評価するために、ISO7730では新築住宅の温熱「快適」性評価にPMV(予想温冷感申告)を採用している。PMVとは体内の「代謝熱(発熱量)」と体表面からの「放熱量と」の差を数値化したもので、PMV=0 は暑くも寒くもない状態。この状態でも不快を訴える人が5%はいるので、各PMVでの不満足者の割合をPPDで表記した。
 
 
 

「快適」の範囲は、-0.5<PMV<0.5 でPPDが10%以下としている。全館空調の建物ではPMVと快適性とは、ほぼ一致している。なおPMVによると、「湿度」よりも「気流」が与える影響の方が大きいことが判る。PMVへの気流と湿度の影響の図を示す。 暑さ対策には湿度を下げるよりも気流(風速)を大きくする方が圧倒的に効果が高い。
 
 
 

尚、湿度が重要性なのは、どちらかと言うと、冬季の乾燥による肌荒れや目の乾燥、のど粘膜の乾燥によって繊毛運動の活動が弱まり風邪などをひきにくくする対策としてである。その指標として、湿度を40~60%に保つことが奨められている。
 
 
 

最後に、「快適」は年齢、性別など個人差が非常に大きいことも忘れてはならない。

第1回 令和の住環境 令和2年の住環境で社会的課題や大きく関心が持たれたものとしては①コロナ禍によるテレワーク ②猛暑による熱中症による搬送者の急増 ③TVコマーシャルされるようになった全館空調 などが挙げられる。  1) テレワークと住ま...
25/12/2020

第1回 令和の住環境
 
令和2年の住環境で社会的課題や大きく関心が持たれたものとしては
①コロナ禍によるテレワーク 
②猛暑による熱中症による搬送者の急増 
③TVコマーシャルされるようになった全館空調 
などが挙げられる。
  

1) テレワークと住まい
  
これまで遅々として進まなかった日本でのテレワークや学生のオンライン授業がコロナ禍で一機に進み、住宅に職場や学校の機能の一部を取り組まれるようになった。
  
最近の住宅は職場中心で勤務地に近く、夫婦共稼ぎのため在宅時間が短いし、一時重宝された小部屋の間取りは子供を部屋に閉じこませ弊害が多いことからオープンな間取りに見直されるようになっていた。
 
従って、生活音もあまり問題にされなかった。
しかしテレワークやオンライン授業の進展では住宅の一部を職場や学習に使うので、相応の住環境が求められる。既に不動産業界での顧客ニーズの変化と主な要望で住宅については
 
① 多い部屋の数
② 広いリビング
③ 通勤の便利さよりも自然など周辺環境
④ 商業施設が近い
⑤ 戸建住宅  
       
などがある。さらにテレワークやオンライン授業向きには
 
① テレワークや学習の専用スペースの確保
② 快適性の向上:住まいの断熱・気密と居室毎の空調設備
③ 遮音性
④ LANケーブル:高速・安定
⑤ 防犯性
⑥ 収納庫         
などもあり、今後の新築住宅の要望であり課題となる。 
 
 
 
2) 猛暑と熱中症
 
図1に1900年から2018年までの夏日と真夏日を示すが、明らかに夏日と真夏日は増加しており地球温化によるもと推察される。
 
図2には過去20年間の東京都における猛暑日と熱中症による搬送者数を示すが、猛暑日の増加で熱中症の搬送者が増加
 
図3に示すように熱中症による搬送者は増加しており2020年7月10日の1週間で全国で13000人が搬送されている。この搬送者の多くは図3に示すように屋内で65%、住宅内で38%発生しているし、住宅での搬送者では昼間よりも夜間が多い。
  
エアコンによる暖冷房に対し贅沢感が強くあるが、最近のエアコンでは暖房では石油ストーブよりはエアコンの方が圧倒的に運転費用は安い。
  
また高齢者には特に冷房にエアコンを使うことへの抵抗感が強く、以前のままに窓開けて扇風機で過ごす方が多い。 最近の猛暑やヒートアイランド現象で夜間も温度が下がらないことと、住まいの環境が大きく変わっており、夏季のエアコンによる冷房の啓発をしなければならない。
 
 
 
3) 全館空調
 
住宅の全館空調は高級住宅に設置されていた専用のエアコンと換気装置からなる本格的な全館空調から、最近は住宅の断熱やエアコンの性能性能が高まってきたこともあり、市販のエアコンを1台または2台採用することで、各居室毎の空調が出来なくとも、全館空調が可能となり、一部の住宅会社ではTVコマーシャルで宣伝し始めるようになった。全館空調にはまだ発展途上で課題が多い。市販及び開発のシステムを順次開設をする。

住所

東大阪市吉田本町2−3−30
Higashiosaka-shi, Osaka
578-0982

営業時間

月曜日 09:00 - 18:00
火曜日 09:00 - 18:00
水曜日 09:00 - 18:00
木曜日 09:00 - 18:00
金曜日 09:00 - 18:00

電話番号

+81729623787

ウェブサイト

アラート

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