13/08/2026
量子コンピューターの実用性を左右するのは、ハードウェアの性能だけではありません。課題をどう機械に載せるかという「ソフトウェア」の工夫が、解ける問題の大きさを決めます。
D-Wave は、カナダ国立研究機構(NRC)の「応用量子コンピューティング・チャレンジ」プログラムから、最大30万カナダドルの助成を受けると発表しました。ブリティッシュコロンビア州バーナビーの拠点で、アニーリング方式の量子コンピューター「Advantage2」向けに、次世代のソフトウェアとアルゴリズムを開発します。
具体的には、同社の「Zephyr」トポロジー向けの新しいグラフマイナー埋め込みアルゴリズムを開発し、オープンソースの開発キット「Ocean」に統合します。これは最適化問題を量子プロセッサーの構造に対応づける基盤的な処理で、より大規模で複雑な計算を可能にする狙いです。物流、製造、スケジューリング、資源配分、機械学習、材料シミュレーションなどへの応用が想定されています。
政府・産業・学術が連携して量子技術の商用化を後押しする本プログラムは、量子計算が研究段階から実務での適用へと近づきつつあることを示す動きとして注目されます。
▶ 詳細(The Quantum Insider)
https://thequantuminsider.com/2026/08/12/d-wave-awarded-national-research-council-of-canada-funding-to-advance-commercial-annealing-quantum-computing/
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