12/03/2026
僕の大好きなバンド、ザ・ミッシェル・ガン・エレファント(TMGE)が今年でデビュー30周年。
昨年はそのカウントダウンとして、僕も予約購入したアルバムのアナログ盤リイシューやライブ・アーカイブのYouTubeプレミア配信が行われ、ファンの間でも大いに盛り上がりました。
僕が彼らに出会ったのは、当時住んでいた愛知県犬山市の駅前、イトーヨーカドーに入っていた新星堂の試聴機でした。
1996年、僕が二十歳になる春のこと。
小学生の頃にザ・ブルーハーツでロックに目覚め、その後はブリティッシュ・ビートやパンクを掘り下げて聴くようになっていた僕にとって、彼らの1stアルバム『Cult Grass Stars』は衝撃でした。
60〜70年代のビート・ロックをタフでスタイリッシュに更新したロックンロールに、一発でノックアウトされたのを覚えています。
TMGEと並走するように駆け抜けた僕の20代。
気恥ずかしい言い方をすれば、彼らのロックは僕の「青春」そのものです。
そしてその感覚は、家具づくりや部屋づくりにも確実に影響しています。
ウォールナットを着色し、クリアラッカーで艶を出す仕上げが基本なのも、彼らの持つむせ返るような色気のある“音”の美学に惹かれたからかもしれません。
実は、屋号の「midd craft」の “midd” も、彼らの “thee” への、ささやかな敬意です。
レコード好きの僕はアナログ盤の収納家具を多く作りがちですが、商品写真を撮る時についTMGEやザ・クラッシュ、ザ・ローリング・ストーンズのジャケットを選んでしまうのは、艶のある茶色い木目と彼らのワイルドな音と佇まいが不思議なくらい似合うから。
これからも、彼らのレコードや音が鳴る部屋に似合う家具を作り続けていけたら、と思います。
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