27/05/2026
2026年5月22日 湖南のロハスの花壇の改修作業
中野研は、郡山市の下水処理場である湖南浄化センターの敷地に3段のろ床で構成されるロハスの花壇を設置し、下水の試験処理を実施してきました。この実証実験は2017年8月に開始しており、もうすぐ9年が経過します。
この間に重層化ろ床、干満流、中層流入などの人工湿地技術を開発してきました。その成果として、曝気や処理水の返送なしで、有機物と窒素成分の高度処理が出来るようになりました。残された課題はリンの除去性能の改善です。
そのような訳で、昨年度からリン除去性能の強化に取り組んでいます。この日は昨年度の結果を踏まえた人工湿地の改修工事を実施しました。今年度は受動的な仕組みでリン除去に適したpH制御を行うほか、下水から除去したリンの農地還元を見据えた資材でリン除去を試みる実験を実施します。
この実験は大学院生の齋藤君の研究テーマです。雨の中の作業になりましたが、学生諸君の頑張りで、改修作業は順調に進みました。おかげさまでリンの高度処理の実現に向けたお膳立ては整いました。斎藤君、期待しています。