17/03/2026
こういう知識が大切ですね。
ステンレスの腐食って⁉️
ステンレスは本来非常に錆びにくい金属ですが、腐食する事があるんですよ〜
この間、船の修理を営んでいる方とお話しさせて頂いたのですが、ステンレスの電食には困るって言われてました。
では、「電食」って何か?
ステンレスの「電食(電気化学的腐食)」は、正式には「異種金属接触腐食」と呼ばれます。
一言でいうと、「種類の違う金属同士が触れ合った状態で、水などの液体(海水)に濡れると、一方が急激に錆びてしまう現象」のことです。
ステンレスは本来サビに強い金属ですが、この電食が起きると驚くほど早く穴が開いたり、ボロボロになったりします。
1. なぜ電食が起きるのか?(メカニズム)
すべての金属には、液体に触れたときに「電子を放出してイオンになろうとする強さ(イオン化傾向)」の差があります。
これを「電位」と呼びます。
2種類の異なる金属が、水分を介して接触すると、そこに微弱な電流(腐食電流)が流れます。
まるで「電池」のような状態になるのです。
• 卑な金属(電位が低い側): 電子を奪われ、どんどん溶け出します(=激しく錆びる)。
• 貴な金属(電位が高い側): 守られる形になり、錆びにくくなります。
2. ステンレスと他の金属の組み合わせ
ステンレスは金属の中でも「貴(電位が高い)」な部類に入ります。
そのため、他の金属と組み合わせると、相手側の金属を錆びさせてしまうことが多いのが特徴です。
※ステンレスのシンクに、鉄瓶等の鉄製品を置いて置くと錆び易いですよね〜