30/12/2025
12月に入って山仕事が落ち着くと
毎年、熟練の職人たちの作業場に伺っています
写真1-2枚目はめかご職人(六つ目)のアキカズさん
3-5枚目はざる職人のハルヒサさん
アキカズさんは、私が戸隠に来た時から
竹採りを含めずっとお世話になっている方
長い脚を使ってカゴを押さえながらの
縁巻き姿が特徴的です
ハルヒサさんは、以前の投稿でも紹介した方
この日は、初めてめかご(六つ目)を
編んでいるタイミングに出会えました!
何を作っても、ハルヒサさんらしい考えが
詰まっていました
かごづくりは、求められた形に
どんなふうにアプローチしていくか
つくり手によって変わるのが
面白いところだと思っています
同じ用途、サイズでも
材料選び(竹の年数、太さ)から
どこにどんな材料を入れていくのか
何を優先しているか
どんな手順で進めていくか etc..
つくり手なりの考えが詰まっています
なので、作業をじっと見ていると
その思考の過程が伝わってきて
新しい気づきと、自分への内省につながります
そして何より愉しい❗️
自然な手の動きはずっと見ていられるし
なんの気ない話を笑い合っていられるし
この時間がずっと続いたらいいのにと
心から満たされた日となりました
「形は使い手のもの」
戸隠のかごの変遷をみていると
この言葉が似合っている気がします
そばざるも、椀籠もビクも
使い方や暮らしの変化の中で
大きさ、深さ、膨らみなど変化してきました
お2人の仕事を見ていると
私たちつくり手にできることは
新しい道を開きながらも
求められる形(用途)を
どんなふうに積み重ねて形作るか
その思考(試行)を大切にしていくことじゃないか
今はそんな風に思います
さて、長くなってしまいましたが
今年は竹細工を通して沢山の方と
出逢うことができました
私ひとりでは決して叶えられないことばかりでした
本当にありがとうございました
そして竹細工に触れて頂いた方
暮らしの中に迎えて頂いた方
みなさま日々の中で
自由に愉しくお使い頂ければ幸いです
それではみなさま
よいお年をお迎えください
西濱
#戸隠竹細工
#かごや
#かごや朗々
#手仕事
#今年もありがとうございました