27/03/2026
「世界で一番価値があるコイン」と言われるのが、1933年銘のダブルイーグル金貨です。
アメリカの20ドル金貨で、デザインは高名な彫刻家オーガスタス・セント=ゴーデンスによるもの。自由の女神が歩む姿と、裏面の鷲のデザインは、アメリカ金貨における最高傑作と称えられています。
ただ、このコインが特別なのは意匠だけではありません。
1933年はアメリカが金本位制を停止した年であり、フランクリン・ルーズベルト大統領の政策によって金貨の流通が禁じられました。結果、この年に鋳造されたダブルイーグルのほぼすべてが溶解処分となりました。
本来ならこの世に存在するはずのないコイン。
ところが、わずかな枚数が流出し、その存在を巡ってアメリカ政府とコレクターの間で長年法廷闘争が繰り広げられました。現在、合法的かつ個人で所有できるのは、世界でたった1枚しか認められていません。
その唯一の1枚が2021年、ニューヨークのサザビーズ・オークションに出品され、約1,887万ドル(時のレートで約21億円、現在の価値では約26億円以上)という、コイン史上最高額で落札されました。
素材そのものの価値を超え、「歴史」「希少性」「物語」が価値を形作る。
コイン収集の醍醐味は、まさにこの背景にあります。
青谷製作所では、こうした価値の根源を見つめ、オリジナルコインの製作を行ってます。
私たちは技術と品質に徹底的にこだわり、そこに込められる「物語」や「価値」の土台を築きます。そのコインをどう育てていくかは、手にする方次第。
私たちは、そんな未来を創るものづくりを大切にしています。
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