Hachimura

Hachimura ■NO Design Office
■はちむら工務店
■Hachimura coffee 新しい家の常識。
年中、家のどこにいても快適。
家の中に温度差がないので身体にやさしく健康住宅。
そして、自由な発想でお客様がイメージする「家」をご提案。

ワンランク上の快適なライフスタイルをお届けします。

31/05/2026

【エコキュート点検と太陽光の訪問販売が増えている今、伝えたいこと】

「ピンポーン」

突然のチャイム。
モニターを見ると、そこには営業の人が立っている。

「何だろう…」

そう思いながら玄関を開けると、そこから始まります。

エコキュートの点検の話。
太陽光発電の話。
保険や保証の話。
今ならお得だというキャンペーンの話。

「このままだと危ないかもしれません」
「無料で点検できます」
「今月中なら安くできます」
「損はしないですよ」

そんなふうに、次から次へと言葉が出てくる。

聞いているうちに、だんだん気持ちが揺れてきます。

たしかに損ではないのかもしれない。
つけた方が得なのかもしれない。
でも、本当に大丈夫なのか。
突然来た営業の人と、その場で話を進めてしまっていいんだろうか。
安い買い物じゃないし、なんとなく怖い。
でも、よく分からない。
どうしたらいいのか判断できない。

そう思ったことがある方、実際多いと思います。

でも、安心してください。
対処法はあります。

ーーーーーーーー

最近、エコキュートの点検や太陽光発電の訪問販売がかなり増えています。
実際に、訪問販売で太陽光パネルを取り付けたという話も耳にします。

結論から言うと、
やるかやらないかは、最終的にはオーナー様の判断です。

そのうえで、僕はこう思っています。

少しでも不安があるなら、その場ではやらない方がいい。

これは、太陽光が悪いとか、エコキュートが悪いとか、そういう話ではありません。
問題なのは、どう売られているかです。

突然来た営業の人に、

「今のままだと危ないかもしれません」
「無料で点検できますよ」
「今日決めてもらえたら安くできます」
「この地域でも増えています」

そんなふうに言われると、不安になるのは当然です。

家の設備って、普段ふつうに使えているからこそ、細かいことは分かりません。
専門的なことを言われたら、「そうなんかな」と思ってしまう。
これは別に、知識がないとか、気をつけていないとか、そういうことではないです。

誰だって、自分の知らない分野では判断が難しいです。

だから、訪問販売で契約してしまった人を、頭ごなしに責めるつもりはありません。
実際、不安をあおられたり、考える時間を与えられないまま話を進められたりして、うまく断れずに契約してしまうケースはあります。

ただ、それでもやっぱり思います。

高額な設備を、売り急いでいる営業マンから買うのは危ない。

ここは、わりとはっきり言っていいと思っています。

本当に良い商品や、本当に必要な提案なら、
その場で決めさせなくても伝わるはずです。

きちんと説明して、持ち帰って考えてもらって、
それでも納得して選ばれるはずなんです。

それなのに、

不安をあおる。
「今だけ」と言う。
「今日決めた方が得です」と迫る。
その流れで契約を取ろうとする。

この売り方に、僕は強い違和感があります。

そもそも、訪問販売をしないと売れない商品や、
急かさないと決まらない提案って、本当に大丈夫なのか。
そこは一度、冷静に考えた方がいいです。

しかも、こういう話は設備そのものだけでは終わりません。
あとから気になるのが、保険や保証の話です。

「保証がついているので安心です」
「保険で対応できます」
「もし何かあっても大丈夫です」

営業の場では、そういう言葉が並びます。
でも、このあたりこそ鵜呑みにしない方がいいです。

保証といっても、

どこが保証するのか。
何年なのか。
何が対象で、何が対象外なのか。
不具合が出たとき、誰が来るのか。
メーカー保証との関係はどうなるのか。

そこまで見ないと、本当に安心かどうかは分かりません。

保険についても同じです。
「保険でいけます」と言われても、実際には条件があったり、対象外だったり、思っていた内容と違うことは普通にあります。

言葉だけ聞くと安心っぽい。
でも中身を見ると、そうでもない。
こういうことは、家づくりでも設備でも珍しくありません。

だからこそ、大事なのは
その場で決めないことです。

判断を急がされている時点で、一回止まる。
分からないなら、その場で返事をしない。
それだけでも、防げることはかなりあります。

しつこい営業への対策も、実はそんなに難しくありません。

少しでも違和感があれば、はっきり断って大丈夫です。

「うちは相談する先があります」
「必要ならこちらから連絡します」
「今は考えていません」

これで十分です。

変にやさしく対応すると、相手は「まだいける」と思います。
丁寧に断ろうとして話を聞き続けると、逆に長引くこともあります。

家を守るために、知らない営業の人にまで気を遣いすぎなくて大丈夫です。

大事なのは、

不安なまま決めないこと。
違和感を見過ごさないこと。
分からない時に、分かる人へ確認すること。

それだけです。

家って、建てたら終わりではありません。
暮らし始めてからも、設備のこと、修理のこと、営業のこと、いろんな話が入ってきます。

そのたびに全部を自分で判断するのは、正直しんどいと思います。
だから、迷った時に「これ、どう思います?」と聞ける相手がいることは、けっこう大事です。

僕は、そういう存在でありたいと思っています。

何かを売りたいから言っているわけではありません。
大げさに不安をあおりたいわけでもないです。

ただ実際に、最近こういう話が増えています。
そして、困るのはいつもオーナー様です。

だからこそ、

「なんか変やな」
「これ、ほんまに必要なんかな」
「話は聞いたけど、ちょっと不安やな」

そう思った時は、その感覚を軽く見ないでください。

その違和感、たぶん大事です。

契約する前でもいいです。
話を聞いた後でもいいです。
断りきれずに困っている時でも大丈夫です。

あれって思ったら、連絡ください。

大したことがなければ、それでいいんです。
でも、一回止まって確認したことで防げることも、実際かなりあります。

家のことは、焦って決めない。
よく分からないまま進めない。
その場の空気で判断しない。

それだけでも、余計なトラブルはかなり減らせます。

訪問販売が増えている今やからこそ、
オーナー様には、まず落ち着いてほしいと思っています。

家と暮らしを守るために必要なのは、
強い営業トークではなく、
冷静に立ち止まることだと思っています。

ーーーーーーーー
 ▼お知らせ▼
ーーーーーーーー

【月例リノベ相談室】

6/20
① 10:30
② 13:30
③ 16:00
④ 18:00

今の家に不満がある。

でも、
何が不満なのかうまく説明できない。

寒いから?
狭いから?
収納が足りないから?

もちろんそれもあるかもしれません。

でも話を聞いていると、
本当に困っていることは
別の場所にあることが少なくありません。

例えば

* 家事がなんとなく回らない
* 家にいても落ち着かない
* 片付けても散らかる
* リフォームしたいけど何を変えればいいかわからない

そんな状態です。

リノベーションは
壁を壊したり設備を新しくすることではなく、

暮らしの引っ掛かりを整理すること

から始まると思っています。

この相談室では図面や写真を見ながら

* 何に違和感を感じているのか
* 本当に解決したいことは何なのか
* リノベで変えるべきことと変えなくていいこと

を一緒に整理します。

正解を押し付ける場ではありません。

営業もしません。

今の家をどうするか。

その前に、
まずは一緒に考える時間です。



■こんな方へ

・リフォームするか迷っている
・今の家に不満はあるけど言語化できない
・中古住宅購入+リノベを考えている
・SNSを見てもピンとこない
・工事の前に考えを整理したい



■持ち物

図面
写真
間取り図

手書きでも大丈夫です
図面はなくても大丈夫👌

28/05/2026

Salone del Mobileの本会場で、
前半はキッチンやキッチン周りの設備、
洗面やトイレなどの水回りを中心に見て回りました。

そこで強く感じたのは、
日本と違う、ということ。
でもそれは単に見た目が違うとか、性能が違うとか、
そんな一言では片づけられない差でした。

換気扇、食洗機、IH、水栓。
どれも驚きはあったけど、
本当に印象に残ったのは、
設備そのものより、その奥にある考え方です。

何を見せて、何を消すのか。
どこまで空間に溶け込ませるのか。
どこまで機能とデザインを一体で考えるのか。
その前提から違うように感じました。

セラミックや人工大理石の納まりもそうだし、
留め加工の見せ方ひとつ取っても、
かなり勉強になることが多かったです。

もちろん、日本を批判したいわけではありません。
日本には日本の良さがあるし、丁寧さもある。
ただ、それでも
「場所が変われば、当たり前も変わる」
ということをかなり強く感じました。

動画でも全部は伝えきれないけど、
だからこそ、一次情報を取りに行くこと、
一次体験をすることの大事さを改めて思いました。

今回はそのことを、少し長めにまとめています。

#ミラノサローネ2026

NO DESIGN OFFICE(はちむら工務店)は、和歌山県田辺市を拠点に、性能とデザインを両立する設計施工一貫の建築会社です。
住宅・店舗・リノベーションまで、空気感を含めた“暮らしの質”を設計しています。

#空気というサプリメント
#建築デザイン

28/05/2026

初めてMilano Design Weekに行ってきました。

1日目はFuorisalone、
2日目はSalone del Mobile、
3日目はもう一度Fuorisalone。

とにかく最初に言いたいのは、想像以上に体力勝負だったこと。
脚はほんまに限界でした。笑

でも、それ以上に残ったのは
規模の大きさと、デザインに向き合う熱量でした。

会場がすごい、ブランドがすごい、
それだけじゃなくて、
街全体がデザインに包まれていて、
“見に行く”というより“浴びる”感覚に近かったです。

今回のミラノは、
ただ海外の展示を見に行ったというより、
自分の中の基準や感覚を更新しに行った時間だった気がしています。

まずは1本目。
初めてのミラノで、最初に圧倒されたことをまとめました。

#ミラノデザインウィーク #ミラノサローネ

◾️NO DESIGN OFFICE(はちむら工務店)は、和歌山県田辺市を拠点に、高性能住宅(高断熱・高気密・換気・空気設計)と建築デザインを両立する設計施工一貫の建築会社です。

性能数値だけでなく、温度・湿度・音・光・空気感まで含めた「暮らしの質」を設計し、住宅・店舗・リノベーションを行っています。

静かな空間ほど、“余白”の大切さを感じる。アルフレックスジャパンカーサミア河口湖。派手なデザインではないのに、なぜかずっと居たくなる。家具だけを見ているはずなのに、光の入り方とか、素材の温度とか、壁の陰影まで気になってくる。きっとそれって、...
27/05/2026

静かな空間ほど、
“余白”の大切さを感じる。

アルフレックスジャパン
カーサミア河口湖。

派手なデザインではないのに、
なぜかずっと居たくなる。

家具だけを見ているはずなのに、
光の入り方とか、
素材の温度とか、
壁の陰影まで気になってくる。

きっとそれって、
家具が “置かれている” のではなく、
空間と一緒に設計されているから。

細部を見ると、
職人さんの仕事の丁寧さが伝わる。
取手ひとつ、
革の質感ひとつ、
光の当て方ひとつまで。

良いものって、
大きな声で主張しない。

でも、ちゃんと空気を変える。

最近の世の中は、
新しいものばかり求めがちだけど、
僕は、長く使えるものとか、
修理しながら付き合えるものとか、
そういう価値観を大事にしたいし、
それをちゃんと伝えていきたいと思う。

背景を知ると、
もっと好きになる。

建築も、家具も、人も。

α7iii
Leica old lens 35mm

#建築写真 #建築写真好きの人と繋がりたい #風景写真

【カーサブレラ客室空間言語化】Casa Brera。ミラノに行ったら泊まってみたいと思っていたホテル。ポイントで泊まれて最高でしたw早速本題。まず印象的だったのは、“明るさで広く見せようとしていない”こと。入口まわりはかなり抑えたトーンで、...
14/05/2026

【カーサブレラ客室空間言語化】

Casa Brera。
ミラノに行ったら泊まってみたいと思っていたホテル。
ポイントで泊まれて最高でしたw

早速本題。

まず印象的だったのは、
“明るさで広く見せようとしていない”こと。

入口まわりはかなり抑えたトーンで、
黒に近い面や深いブルーグリーンの天井、
光を通す建具で、一度感覚を静かにしている。

そこから奥の窓際に向かって、
少しずつ光が開いていく。

部屋全体を一気に見せるというより、
奥へ引き込まれていくような見え方でした。

この「最初に全部見せない感じ」が、
すごく上手い。

素材の使い方も面白かったです。

木、石、レザー、ファブリック。

それぞれ質感はかなり違うのに、
不思議とぶつかっていない。

暗めのトーンの中で、
素材感だけがじわっと浮かび上がる感じ。

派手ではないのに、
空間の密度が高い。

特に、

石の重さ
レザーのやわらかさ
カーテンの落ち感

この対比がすごく綺麗でした。

硬さとやわらかさが、
同じ空間の中に自然に同居している。

色の組み方も絶妙。

全体はかなり深いトーンなのに、

ブラウン、
ボルドーっぽい石、
オニキスやジャッロ・シエナ系の色、
浅いラベンダー寄りのカーテン、
青みのあるラグ、
差し色の真っ赤なスツール。

色数は少なくないのに、
全然うるさくない。

いわゆる高級ホテルによくある、
“ベージュでまとめる安心感”ではなく、

少しクセのある色を、
綺麗に整えている感じがありました。

多分、
全部を少しダーク寄りに振っているから、
派手になりすぎないんだと思います。

所々に使われているゴールドも、
かなり良かった。

建具の枠や、
クローゼットの丸い取手。

ポイントで入っているだけなのに、
空間全体の品をちゃんと引き上げている。

イタリアらしい色使いなのかなと思いつつ、
全然うるさくない。

色とりどりなのに、
ちゃんと落ち着いている。

このバランス感覚は、
かなり好きでした。

あと、
輪郭のつくり方もすごく良かった。

真っ直ぐな壁や家具のラインの中に、
ミラーやソファ、照明でやわらかい曲線を入れている。

だから緊張感はあるのに、
冷たくなりすぎない。

四角だけで押していないので、
空間に余白と色気が出ている。

曲線の使い方、
かなり勉強になりました。

浴室まわりも印象的でした。

ただ機能的に整えるのではなく、
半透明の建具や石の柄を使って、
居室と水まわりの境界までデザインしている。

隠しすぎず、
見せすぎず。

その“あいだ”で空気をつくっている感じ。

プリントガラスの使い方も面白かったです。

住宅メインだと、
なかなかここまで大胆には使わないので、
「あぁ、こういう使い方いいな」と素直に思いました。

洗面・トイレ・シャワールームは、
ほぼ全面大理石。

その中に入る、
真っ赤なスチール。

これがめちゃくちゃ良かった。

素材自体はかなり強いのに、
見せ方はあくまでシンプル。

廊下から洗面へ入る床も、
見切りをなくしてスッとつなげているので、
余計なノイズがない。

だから素材が派手でも、
ゴテゴテしない。

このバランス感覚、
かなり好きでした。

あと、
ピンクのプリントガラス。

一歩間違えるとやりすぎになりそうなのに、
全然嫌じゃない。

むしろ空間にちゃんと色気が出ていた。

廊下も良かったです。

深いダーク寄りのグリーンに、
ゴールドの取手。

壁にはウォールナットのリブ。

照明は控えめなブラケットライトだけど、
光がすごく柔らかい。

ベッドサイドの丸みのあるテーブルランプも、
空気を柔らかくしていました。

ウォールナット、
大理石、
ガラス。

硬い素材が多い空間なのに、
ちゃんと“やわらかい空気”になっている。

照明の当て方も上品でした。

間接照明で全部を明るくするのではなく、
必要なところだけを静かに照らしている。

特にカーテンまわりの光は、
眠りを邪魔しないように、
上部だけを柔らかく照らしていて、
すごく品があった。

音もすごく印象的でした。

隣の部屋の出入りもほとんど気にならず、
外の音もかなり静か。

ただ「防音性能が高い」という感じではなく、
空間全体のノイズが少ない感覚。

部屋に置かれていたスピーカーで、
Bluetooth接続して音楽を流すと、
より空間の心地よさが際立つ。

音が綺麗というより、
“音の邪魔をするものが少ない”感じでした。

朝と夜で、
空間の表情がかなり変わるのも面白かったです。

夜はカーテンを閉めて、
空間そのものを楽しむ感じ。

ソファでゆっくりワインを飲んだり、
時々ラップトップを開いて仕事をしたり。

静かに、
自分の時間を過ごせる空気がありました。

逆に朝は、
カーテンを開けると一気に光が入る。

ミラノの街並みが広がって、
かなり気持ちいい。

夜の落ち着いた空気と、
朝の開放感。

光と空気感のコントラストまで、
ちゃんと設計されている感じがありました。

あと、
部屋に入った瞬間の香りも印象的でした。

香りは専門外なので、
具体的に何とは言えないんですが、
いわゆる“高級ホテルっぽい強い香り”ではなく、
どこかホッとする感じ。

でもちゃんと品がある。

このホテル全体の空気感に、
すごく合っていました。

温湿度もかなり安定していて、
滞在中ずっと過ごしやすい。

空間デザイン、
光、
素材、
香り。

全部が合わさることで、
自然と落ち着ける空気になっている感じでした。

一見カラフルで華やかな空間なのに、
少しダーク寄りに整えられているからか、
不思議と落ち着く。

ただ高級感を見せつけるのではなく、
品と遊び心が同居している。

だから、
楽しいのに疲れない。

全体としては、

整っているのに無機質じゃない。
高級なのに、見せびらかしていない。
静かなのに、ちゃんと印象が残る。

そんな客室でした。

ひと言でまとめるなら、

“光で魅せる”のではなく、
“影と素材で深さをつくる”空間。

泊まって良かったホテルでした。

ーーーーー

【お知らせ】

Arca - coffee & cheesecake
次回営業日は
5/29(金)
19:00-23:00

5/30(土)
13:00-17:00
19:00-23:00

今回は諸事情によりコーヒーメニューのみとなります。
コーヒーの話、ミラノサローネの話、建築の話でもお時間があれば、お話ししましょう♪

NO DESIGN OFFICE(はちむら工務店)は、和歌山県田辺市を拠点に、性能とデザインを両立する設計施工一貫の建築会社です。
住宅・店舗・リノベーションまで、空気感を含めた“暮らしの質”を設計しています。

【ミラノの治安は本当に悪いのか?】ミラノは危ない。スリが多い。地下鉄は気をつけないといけない。アジア人は差別されることもある。こんな話、見たことがある人は多いと思います。実際、海外旅行を考えて調べれば調べるほど、不安になる情報はたくさん出て...
13/05/2026

【ミラノの治安は本当に悪いのか?】

ミラノは危ない。
スリが多い。
地下鉄は気をつけないといけない。
アジア人は差別されることもある。

こんな話、見たことがある人は多いと思います。

実際、海外旅行を考えて調べれば調べるほど、不安になる情報はたくさん出てきます。
「リュックには鍵をつけたほうがいい」
「スマホを出して歩くのは危ない」
「気を抜いたら終わり」
そんなふうに書かれていたら、怖くなるのも当然です。

でも、実際に行ってみて思ったんです。

「ミラノって、そんなに怯えながら歩く街なのか?」と。

もちろん、海外なので注意は必要です。
日本と同じ感覚で何も考えずに過ごしていい、とは思いません。

ただ少なくとも、僕が実際に歩いて、地下鉄に乗って、レストランに入って、周辺の街まで移動して感じたのは、ネットで見かける“怖いミラノ”とは、ずいぶん印象が違うということでした。

僕は今のところ、スリにも遭っていません。
露骨な差別を受けたこともありません。
「盗まれた!」と騒いでいる現場に出くわしたことも、まだありません。

むしろ印象に残っているのは、
地下鉄で若い人が年配の人に席を譲る姿だったり、
ホテルやレストランで明るく挨拶してくれる人たちだったり、
電車の中でほっとするような、ちょっとしたやりとりの方でした。

じゃあ、あれだけ出てくる「治安が悪い」「差別される」という情報は何なんだろう。
それは単なる大げさな噂なのか。
それとも、実際にそういう面もあるけれど、受け取り方にズレがあるのか。

今回は、僕がミラノやその周辺で実際に感じたことをもとに、
「治安」と「差別」について、できるだけ正直に書いてみようと思います。



【治安について】

結論から言うと、僕の実感としては、ミラノの治安はかなり落ち着いていました。

もちろん、どこを歩いても完全に安心、という意味ではありません。
少し雰囲気の違うエリアもあります。
落書きが多かったり、少し荒れて見える場所もあります。

でもそれは、日本の都市でもある程度同じですよね。

一方で、日本でミラノの情報を調べると、とにかく不安になる話がたくさん出てきます。
スリが多い。
財布を持っていかれた。
スマホを盗まれた。
地下鉄は危ない。
リュックに鍵が必要。

そういう情報ばかり見ていると、まだ行ってもいないのに、もう危険な街だと感じてしまいます。

僕も行く前は少し警戒していました。
だから、不安になる気持ちは本当によくわかります。

ただ、実際に行ってみると、印象はだいぶ違いました。

リュックに鍵はつけていませんでした。
財布も普通に持ち歩いていました。
スマホも、地下鉄でも街中でも、日本にいるときとそこまで変わらない感覚で使っていました。

しかも地下鉄って、もっと殺伐としているのかと思っていたんです。
でも実際はむしろ逆で、若者が年配の方に席を譲る光景も見ましたし、夜でも必要以上に怖い空気は感じませんでした。

カップルや酔っ払いなど、日本と一緒だな、という印象です。

「思っていたよりずっと普通だな」
これが、いちばんしっくりくる感想です。



【じゃあ、なぜ“危ない”という情報が多いのか】

ここはあくまで僕の考えですが、
トラブルに遭う人には、ある程度共通することがあるのかもしれません。

つまり、街そのものが極端に危険というより、行動の仕方によってリスクがかなり変わるのではないか、ということです。

それと、不安を煽っての再生回数やいいね数など、稼ぎやすいから煽っているようにも思います。



【前提が違うのかもしれない】

僕は財布に、クレジットカード、パスポート、少額の現金、ホテルのキーなどを入れていました。
そして財布は、ずっと前ポケットに入れていました。

スマホにはストラップをつけて、すぐには持っていかれないようにしていました。
リュックには上着や水などを入れていましたが、特別に鍵はつけていませんでした。

過剰にビクビクしていたわけではないです。
でも、無防備でもなかった。

たぶん、この「普通に警戒している」くらいがちょうどよかったんだと思います。



【これは想像ですが】

ここからは想像も含みますが、トラブルに遭いやすいとしたら、やっぱり“隙、油断”があるときなのかなと思います。

たとえば、長財布を後ろポケットに入れている。
スマホを無造作に持っている。
バッグを席に置いたままその場を離れる。

そういう状態なら、日本より注意が必要な場面はあるかもしれません。

だから「海外だから危ない」というより、
「取られやすい持ち方や行動をしていないか」が大きいのではないかと感じました。



【現地の人に聞いた話】

現地の人に聞いたときも、近いことを言っていました。

「盗まれる人は、隙があるから盗まれるんだよ」と。

もちろん、それですべて説明できるわけではないと思います。
運もあるでしょうし、たまたま嫌な場面に遭うこともあるはずです。

でも、旅行中ってどうしても気分が上がるじゃないですか。
いつもより注意がゆるむこともある。
そこを狙われる、というのはありそうだなと思いました。

結局、必要なのは、
必要以上に怖がることではなく、
最低限の警戒心を持っておくことなんだと思います。



【差別について】

差別についても、僕は今のところ強く感じたことはありません。

レストランでもホテルでも、みなさん親切でした。
チェックインのときも、出かけるときも、明るく声をかけてくれることが多かったです。

「ボンジョルノ〜」と自然に挨拶してくれる。
あの空気は、最初ちょっと新鮮で好きですね。



【差別というより、コミュニケーションの違いかもしれない】

これはかなり繊細な話ですが、
差別だと感じる場面の中には、文化やコミュニケーションの違いが混ざっていることもあるのでは、と思っています。

たとえばカフェに入ったとき。
店員さんが「ボンジョルノ」と声をかけてくれる。
そのとき、自分も同じように返しているかどうか。

日本だと、お店に入るたびに店員さんと挨拶を交わす感覚は、そこまで強くないですよね。
でも、その感覚のまま海外で無反応でいると、相手からすると「感じが悪い」と受け取られることもあるかもしれません。

もちろん、本当に差別的な対応が存在しないとは言いません。
ただ少なくとも、僕が行った範囲では、こちらが普通に挨拶して、わからないことを素直に伝えるだけで、かなり気持ちよく接してもらえました。

イタリア語がわからなければ、わからないと伝える。
英語が苦手なら、それもそのまま伝える。
そうすると、相手もなんとか伝わるように工夫してくれることが多かったです。

人として向き合えば、人として返してくれる。
僕はそう感じる場面のほうが圧倒的に多かったです。



【トリノもコモ湖も、印象は同じだった】

ミラノだけでなく、トリノやコモ湖にも電車で移動しました。
でも、印象は大きく変わりませんでした。

電車移動は危ない、寝たら盗まれる、みたいな話も見たことがあります。
でも、僕が見た範囲では、そこまでピリついた空気はありませんでした。

むしろ、荷物をどけて席を譲ってくれる人がいたり、
駅で困っていたときに丁寧に教えてくれる人がいたり、
そういう優しいやり取りのほうが印象に残っています。

コモ湖では、ワインイベントをやっていて、現地の人たちがすごく気さくでした。
「どこから来たの?」と聞かれて、日本からだと答えると凄く驚かれたり、
「隣のワインもおいしいから飲んでいきなよ」と教えてくれたり。

そういう時間を過ごしていると、
“海外は怖い場所”という先入観が少しずつほどけていくのを感じました。



【もちろん、たまたま運がよかった可能性もある】

ここはちゃんと書いておきたいです。

僕がたまたま運よく、嫌な場面に遭わなかっただけかもしれません。
警戒心を持っていたのもあると思いますし、単純に運がよかった可能性もある。

だから、「ミラノは絶対安全」と言いたいわけではありません。
海外である以上、最低限の注意は必要です。

でも同時に、ネットにあふれている怖い情報だけで、必要以上に怯えなくてもいいとも思っています。

大事なのは、
その国や地域のことを少しでもいいから調べておくこと。
現地の文化に敬意を持つこと。
挨拶くらいは、その国の言葉で言ってみること。
そして、気分が上がっても無防備になりすぎないこと。

たぶんそれだけでも、旅の安心感はかなり変わります。



【少しの思いやりで、旅の見え方は変わる】

日本でも、外国の方が「コンニチハ」と言ってくれたら、ちょっと嬉しいですよね。
それと同じで、こちらが少し歩み寄るだけで、相手との距離は思っているより近くなるのかもしれません。

海外は怖い。
治安が悪い。
差別されるかもしれない。

そう思ってしまう気持ちは、すごくわかります。
僕も最初はそうでした。

でも、一度行ってみると、思っていたよりずっと普通で、
思っていたよりずっと親切で、
そして思っていたよりずっと、人と人との距離が近いと感じる場面が多かった。

もちろん注意は必要。
でも、怖がりすぎなくて大丈夫。

少しの警戒心と、少しの思いやり。
それがあれば、旅はもっと楽しくなると思います。

それは日本でも変わらないのではないか。
笑顔と挨拶でどうにかなるもんです^_^

とはいえ、僕がそんなに海外経験豊富かというと、そういうわけでもありません。
行ったことがあるのは、ハワイ、グアム、台湾、シンガポールに少し、ミュンヘンに少し、フィレンツェ、ミラノ、トリノ、コモ湖、バルセロナくらいです。

その中では、少なくとも僕は、露骨な差別を受けた記憶はありません。
(シンガポールは、挨拶しても逆に無視されることが多かったですが笑)

だから偉そうなことは言えないんですが、それでも実際に行って感じたのは、必要以上に怖がるより、少しの警戒心と少しの思いやりを持っていたほうが、旅はずっと楽しくなるということでした。

あくまでこれは、僕が実際に行った場所で感じたことです。

ーーーーー

◯ イベント

Arca - coffee & cheesecake
次回営業日は
5/29(金)
19:00-23:00

5/30(土)
13:00-17:00
19:00-23:00

今回は諸事情によりコーヒーメニューのみとなります。
コーヒーの話、ミラノサローネの話、建築の話でもお時間があれば、お話ししましょう♪

NO DESIGN OFFICE(はちむら工務店)は、和歌山県田辺市を拠点に、性能とデザインを両立する設計施工一貫の建築会社です。
住宅・店舗・リノベーションまで、空気感を含めた“暮らしの質”を設計しています。

【お得に行く海外(ミラノ編)】「海外なんて、お金も時間もある人が行くものでしょ」「私ら庶民には遠い話やわ」「毎日切り詰めて生活してるし、英語も話せへんし」「しかも治安が悪いってSNSでも流れてくる。スリとか怖そう…」でも、ちょっと気になる。...
11/05/2026

【お得に行く海外(ミラノ編)】

「海外なんて、お金も時間もある人が行くものでしょ」

「私ら庶民には遠い話やわ」

「毎日切り詰めて生活してるし、英語も話せへんし」

「しかも治安が悪いってSNSでも流れてくる。スリとか怖そう…」

でも、ちょっと気になる。
一回くらいは行ってみたい。

そんなふうに思ってる人、意外と多いんじゃないでしょうか。

安心してください。
少なくとも僕の感覚では、ミラノはかなり動きやすい街でした。

今回は、そんなミラノ旅の費用の話を書いてみます。



【まずは宿泊費の話】

よく聞かれるのが、やっぱりお金事情です。
以前にも少し書いたんですが、今回もあらためて。

まず、宿泊費。
これは実質かなり抑えられています。

「無料です」と言うと少し誤解があるんですが、正確には宿泊税のようなものは払っています。
ただ、それ以外の宿泊費はポイントでまかなっています。

使っているのは、AMEXヴォンボイのポイントです。
このポイントがあると、ホテル代をかなり抑えられます。

ポイントが余れば航空券に回すこともできますし、逆に航空券をポイントで取ることもできます。
結局は、どう配分するかですね。

ポイントって、特別なことをしないと貯まらないと思われがちなんですが、意外とそうでもないです。
僕の場合は、普段の生活費に加えて、仕事での支払いもできるだけカードに寄せています。

ほんまに、コツコツです。
でも、塵も積もればで、気づいたらそれなりに貯まっていきます。

もうひとつの選択肢は、Airbnb。
前回フィレンツェに行ったときは、Airbnbで日本でいう古民家みたいな雰囲気のところに、比較的安く泊まれました。

なので、
「ホテルはポイント」
「場合によってはAirbnb」
この2つを持っておくと、旅の自由度はかなり上がります。



【続いて航空券】

航空券は、もうとにかく調べます。
比較サイトも使うし、最近はAIにも聞きます。
まずは安いチケットを探し倒す感じです。

その中で出てくるのが、あまり聞いたことのない航空会社。
ここは少し不安になる人もいると思います。

今回はシンガポール航空を使いました。
僕は今回が初めてでしたが、特に問題なく往復できました。

金額は、1人往復で14万円ほど。
片道で言うと7万円くらい。
大阪からミラノまでです。

もちろん、もっと安い便もあります。

ただ、安い便はそのぶん、
乗り継ぎ回数が多かったり、
移動時間がかなり長かったりします。

中には、待ち時間込みで36時間みたいな便もありました。
そこまでいくと、安さとの引き換えに、体力をけっこう持っていかれます。

なので、ただ最安値を見るというより、
金額と所要時間のバランスを見るのが大事かなと思います。



【実際に大きくかかったお金】

今回、実際に大きく使ったお金でいうと、

* 航空券:1人往復 約14万円
* 宿泊税のみ

ざっくり言うと、それでミラノには行けました。

「海外ってもっととんでもなくお金がかかる」と思われがちですが、
ちゃんと調べると、思っているより現実的です。



【食事はどうしてるのか】

食事は、外食もします。
でも、スーパーに行くのもめちゃくちゃ楽しいです。

ミラノの物価は、体感では日本の2〜3倍くらいかなと思いました。
観光地でもありますしね。
ただ、日本のニセコよりは安いんじゃないか、という感覚です(笑)。

僕は、地元の人が行くスーパーを見るのが好きなんです。
今回も、お昼は外食、夜はスーパーのお惣菜と外食が半々くらいでした。

スーパーでも十分おいしいです。
チーズ、生ハムはもちろん、
「これ何やろ?」みたいなものもあって、それがまた楽しい。

それに、ワインがおいしい。

できるだけ手頃なワインを買って、
チーズと生ハムと、ちょっとつまめるものを買って、部屋で食べる。
これがもう、シンプルにおいしいし楽しいんです。

外食ももちろんいいです。
ミラノといえば、カツレツとかリゾットが有名ですよね。
そのあたりはちゃんと食べました。

ただ、有名店を狙って並ぶことには、あまり興味がなくて。
どちらかというと、路地にある、地元の人が入っていそうなお店を選んでいました。

やってること、結局日本とそんなに変わらないんですけどね(笑)。

でも、そういうふうに動くと、
楽しいし、おいしいし、結果的に安く済んでいることが多いです。

そうそう。
一度、家具屋さんを見学していたら、ちょうど昼どきにちょっとしたパーティーみたいなのをやっていて、食事が出ていたことがありました。
そこで無料で食べる、みたいなこともありました(笑)。

ただ、ああいうパーティー感のあるノリは、僕はちょっと苦手なので、だいたい隅っこにいます。
相方は、いつも通り楽しんでましたけど(笑)。



【移動手段は、徒歩・電車・バスで十分】

移動は、基本的に
徒歩・電車・バスです。

タクシーは使っていません。
実際、そこまで必要性を感じませんでした。

Fuorisaloneは街中のあちこちで展示しているので、
エリアを決めて回ると、ほぼ徒歩になります。
むしろ、細かくタクシーや電車を使うほうが時間のロスが大きい気がします。

Salone del Mobileの会場へ行くときは電車を使いました。

ちなみに地下鉄は、チケットをわざわざ買わなくても、クレジットカードのタッチ決済で乗れます。
これ、かなり楽です。

少し遠出する場合は別でチケットが必要です。
今回はコモ湖やトリノにも行ったので、そういう場所は別途チケットを買いました。

でも、ミラノ市内だけなら、クレカ1枚でかなりいけます。

それと、使えるカードブランドに差がある印象でした。
AMEXは使えない場面がありました。
現地で聞いてみると、手数料が高いから、とのこと。
「AMEXを扱ってる店はお金持ちの店だよ」と冗談っぽく言われたのも、なんか面白かったです(笑)。

空港からミラノ市内までの移動も、バスが便利でした。
これもクレカでいけます。

バスは安いし、街中を走るので景色も見られるし、わりと空いている。
個人的にはおすすめです。



【スマホはeSIMがかなり便利】

海外に行くときって、
空港で「イモトのWiFi」とか「グローバルWiFi」とか、レンタルWiFiを見かけますよね。

でも、個人的にはあまりおすすめしていません。

理由はシンプルで、
費用が高めなのと、
荷物が増えるからです。

今回僕が使ったのは、eSIMです。
アプリから購入しました。

具体的には、Ubigiというアプリ。
設定もそこまで難しくなかったです。

切り替え方法が不安でも、今はAIに聞けばかなりわかりやすく教えてくれます。
こういうときのAIはほんま便利ですね。

実際に使ってみて、
安いし、荷物にもならないし、速度も問題なし。
かなり快適でした。

iPadやラップトップも持って行っていたんですが、
テザリングでも問題なく使えました。

世界のどこにいても仕事ができる時代やなと思います。

ほぼ5Gだし。



【まとめ】

という感じで、今回大きなお金を使ったのは、基本的には航空券くらいでした。

もっと安く行こうと思えば、

* ホテルもポイントで取る
* 安価なホテルを選ぶ
* ポイントをマイルに変えて航空券も取る

そんなやり方もあります。

そこまでできれば、かなり費用を抑えて海外に行けます。

今回は、泊まりたいホテルがあったので、ポイントはホテルに全振りしました。
ちなみに、eSIMもポイント払いにすることはできます。

海外って、
「お金がある人だけのもの」
みたいに思われがちなんですが、実際はそんなこともないです。

ちゃんと調べれば、
楽しく、楽に、そして思っているより安く行けます。

これは海外に限らず、国内旅行でも同じかもしれません。

行ってみたい気持ちが少しでもあるなら、
最初から無理だと決めつけずに、まずは調べてみる。
それだけでも、見える景色はけっこう変わると思います。



【最後に】

初めての海外って、やっぱり不安です。
航空券の予約も、ホテルの予約も、なんだか怖い。
ちゃんと行けるのか、トラブルなく帰ってこれるのか、緊張すると思います。

僕も最初はそうでした。

だから、いきなりヨーロッパじゃなくてもいいと思うんです。
まずは練習のつもりで、台湾やグアムみたいな行きやすい場所に行ってみるのも全然ありです。

できれば、海外に行ったことがある人と一緒に行くと、かなり安心です。
一度経験してみると、「あれ、意外と行けるな」と思えたりします。
そうすると、2回目から一気にハードルが下がります。

最初から、ポイントを使ってお得に…みたいなことを考えなくても大丈夫です。
楽天トラベルのツアーでも、台湾旅行くらいなら十分行けます。
意外と安いですし、航空券も宿もまとめて取れるので便利です。

ほんの少し勇気を出すだけで、世界は一気に広がります。

外の世界に1ミリでも興味があるなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。

わからないことがあれば、気軽に聞いてください(笑)



【お知らせ】

Arca - coffee & cheesecake
次回営業日は
5/29(金)
19:00-23:00

5/30(土)
13:00-17:00
19:00-23:00

今回は諸事情によりコーヒーメニューのみとなります。
コーヒーの話、ミラノサローネの話、建築の話でもお時間があれば、お話ししましょう♪

◾️NO DESIGN OFFICE(はちむら工務店)は、和歌山県田辺市を拠点に、性能とデザインを両立する設計施工一貫の建築会社です。
住宅・店舗・リノベーションまで、空気感を含めた“暮らしの質”を設計しています。

【初めてのMilano Design Weekで、いちばん残ったもの】Milano Design Weekに初参加してきました。日程は、1日目がFuorisalone、2日目がSalone del Mobile、3日目が再びFuorisal...
04/05/2026

【初めてのMilano Design Weekで、いちばん残ったもの】

Milano Design Weekに初参加してきました。

日程は、
1日目がFuorisalone、
2日目がSalone del Mobile、
3日目が再びFuorisalone。

まず最初に言いたいのは、とにかく体力勝負だということです。

「脚が棒になる」とは、まさにこのこと。
足に豆はできるし、足首まわりの筋肉は千切れそうなくらい痛いし、かなり過酷でした。
タイガーバームにだいぶ助けられましたw

でも、しんどさ以上に残ったのは、デザインの凄さそのものより、その奥にある思想の濃さでした。



【規模が、とにかく桁違いだった】

正直、どれだけのブランドを見て回ったのか、もう覚えていません。
最後に思い出せる範囲でメーカー名を書こうと思うのですが、それすら怪しいくらいです。

それくらい、規模が圧倒的でした。

日本の展示会とは、やっぱり比較にならない。
本会場の広さもそうですし、ミラノの街そのものが会場になっている感じです。

たとえば出展規模で見ても、

ジャパンホームショー&ビルディングショー:約350社
Salone del Mobile:1,900社超

単純比較はできないにしても、規模感はまったく違います。
そりゃ全部回れるはずがありません。

Fuorisaloneも同じで、街中のあちこちで開催されているので、エリアを決めずに動くと移動だけでかなり時間を使ってしまいます。
2026年は公式ガイドに1,097件のイベント掲載があるので、なおさらです。(間違っていなければ)



【そこで相方の凄さが発揮された】

今回かなり大きかったのが、相方の存在です。

僕が行きたいブランド、気になるブランドを伝えると、それをもとにスケジュールを組んでくれました。
これが本当に見事で、結果的に僕が見たかった場所は全部回れたし、もちろん相方が行きたかったところも全部回れました。

すごいんですよ、ほんとに。相方は。

事前に調べていた場所以外にも、本会場を歩いていて気になったブースにふらっと入ったりして、想像以上にたくさん見ることができました。
だからこそ、最終的にいくつ回ったかなんて、もう数えていません。

最後に、覚えてる範囲で回ったブランドさんを書いてみます。(相方がまとめてくれました、感謝)

さて、
そろそろ本題へ。



【今回いちばん学んだのは、“デザインの見方”そのものだった】

ミラノデザインウィークで何を学んだか。。。

結論から言うと、今回いちばん大きかったのは、デザインに対する向き合い方です。

もちろん、デザインのレベルも桁違いです。
キッチンや洗面、家具、照明、空間演出。
どれを見ても完成度が高いし、日本とはかなり違う展示の見せ方にも驚かされました。

とにかく世界観のつくり込みがすごい。
「ここまでやるのか」と思うくらい徹底していて、ただただ圧倒されます。

これは本当に、一度は参加した方がいいと思えるイベントでした。
いや、もはや“イベント”という言い方でいいのか分からないくらいですがw

本気度が全然違います。
本気度と言っていいのか、適切な言葉はわからないけれど、言葉では表しきれないくらいの表現力です。

またインスタやYouTubeでも動画にしてアップします。



【でも、本当にすごかったのは“見た目”の先にあるもの】

ただ、僕が強く残ったのは、見た目の派手さそのものではありませんでした。

それ以上に印象に残ったのは、
そのデザインの奥にある思考や哲学、そして世界観です。

素材、色、ディテール、マテリアル、納まり。
そういうひとつひとつに対して、ものすごく真剣に向き合っているのが伝わってきました。

空間によっては、
目に入るもの、
耳に入る音、
手で触れた質感、
香りまで含めて、
五感に一気に情報が入ってくる。

正直、処理しきれないくらい濃い空間もありました。

でも、その濃さの中に、
「このブランドは何を大切にしているのか」
「このデザイナーは何を美しいと思っているのか」
みたいなものが、はっきり出ているんですよね。

それがすごく面白かった。

デザインって、単に形を整えることではなくて、
思想を、空間として成立させることなんだなと改めて感じました。
もちろん全ての展示が、ということではないですが、僕が行ったブランドさんでは、それらを感じました。



【日本と比べてどうこう、ではない】

誤解のないように書いておきたいのですが、
これは別に日本を批判したいわけではまったくありません。

日本は日本で、本当に素晴らしいと思っています。
丁寧さもあるし、繊細さもある。
そこにしかない良さもたくさんある。

ただ、今回ミラノで感じたのは、
デザインに対する熱量や、世界観を貫く姿勢の強さ。
その徹底ぶりが、とても印象的だったということです。



【建築とインテリアコーディネーターとスタイリストは、似ているようでかなり違う】

今回もうひとつ、輪郭がくっきり見えたことがあります。

それが、
建築とインテリアコーディネーターとスタイリストの違いです。

前からなんとなくは分かっていたつもりでした。
でもミラノに来て、その違いがかなり明確になった気がします。

これはリリさんのおかげでもあります。
ありがとうございます。

似ているようで、役割はやっぱり違う。



【料理で例えるなら、分かりやすいかもしれない】

料理やレストランで考えると、さらにイメージしやすいかも。

建築家 = シェフ

メインディッシュをつくる人。
素材を選び、調理法を決め、料理そのものを完成させる。
建築で言えば、建物そのものをつくる役割です。

インテリアコーディネーター = ソムリエ・ホール責任者

料理に合うワインやカトラリーを選び、空間全体の心地よさを整える人。
暮らしの質や体験を支える役割に近いと思います。

スタイリスト = フードコーディネーター

盛り付けやテーブルクロス、花の飾りなどを整えて、
写真に撮ったときや、その場に座った瞬間に「素敵」と感じさせる見せ方をつくる人。

こうやって文字に起こしていくと、自分でもわかりやすく理解できる。

あれ、ちょっと話がずれてきたかな。
まぁいいか。



【まとめると、こんな違いかもしれない】

ざっくり整理すると、

⚫︎建築:構造、間取り、設備などの「ハード面・基盤」
⚫︎インテリアコーディネート:家具、照明、カーテンなどの「暮らしの整え方」
⚫︎スタイリング:雑貨、植物、アートなどの「演出・仕上げ」

という感じでしょうか。

もちろん実際は、きれいに線引きできるものでもありません。
いいチームほど、このあたりを分業しながら、でも重なり合いながら進めている印象があります。

ある建築家さんは「家具までが建築家の仕事」と言っていましたし、そこは価値観にもよるかも。

ちなみに僕は、家具までやりたいかな。
一方で、スタイリスト的な感覚は相方の方が強い。
そこは役割として、すごくいいバランスなんじゃないかと思っています。

地方都市になると、この考えは薄くなっていってるように感じます。
実際、僕がいる町には、インテリアコーディネーターと名乗っている人はほとんどいません。

そもそもインテリアコーディネーターの市民権が、あまりない状態。
これはどうにかしないと、ですけど。。。

だいたいが設計事務所や工務店が、建築もインテリアも考えています。
建築だけの会社も多い。
またこの話は別でブログにします。



【初めてのミラノサローネで、いちばん残ったもの】

初めてのMilano Design Week。

見た目のデザインとしての学びももちろん多かったです。
素材や使い方、見せ方や世界観。
日本とはまったく違うデザインは、度肝を抜かれます。

でも、僕の中でいちばん大きかったのは、やっぱりそこではありませんでした。

デザインにどう向き合うか。
どこまで思想を持って空間をつくるか。
どこまで世界観を徹底できるか。

そのことを、嫌というほど感じさせられた数日でした。

かなり歩いて、かなり疲れて、脚も限界でしたが、
それ以上に、感性と頭を思いきり揺さぶられた時間でした。

あれを見てしまうと、
やっぱり自分ももっと深く、もっとちゃんと、
デザインに向き合いたくなりますね。

見た目だけではなく、暮らしたときの空気や感覚まで含めて、もっと深く考えたい

施主さんからの依頼でのデザイン。
自分の哲学や世界観。
商業的なデザイン。

そして、
僕が本当にしたい空間。

それらは全然違う世界だけど、
共通しているのは、僕がやるかどうか。

クライアントワークであろうが、
自社物件であろうが、
趣味の空間づくりであろうが、
さらに深く、徹底して考え抜きたいと。

こういうものを見てくるたびに、やっぱり自分は、ただ形を整えるだけじゃなく、暮らしの空気ごと設計したいんだと思います。

なんだか説教されにいった感覚ですね、ミラノまでw
それくらい衝撃的なミラノサローネでした。

最後に僕が回ったブランドさんを紹介して終わります。

ーーー

合計104ヶ所以上

1日目(33)
true
COMMISSIONSING DESIGN
Objects That Speak
NM3
Cassia
MONCLER
10CORSO•COMO
VERUM
BUILDING Design LTD.
ITALGRANITI GROUP Certified
nanimarquina / Lucia Eames
Acoustic Eden
MOBILIS
Mondavilli Scagliola
TIME & STYLE
WALTER KNOLL
HERMES
The Frog is back
HATENALABO (h concept x JT D-LAB)
SALVATORI X COLLECTION
Boffi
FRAMES
B&O
FABER
MOROSO
American Express
Palazzo Brera(見学)
Google
MACCAPANI
Poliform
Design kiosk
Wagner
LAUFEN by Kartell
Antoniolupi

2日目(59)
Whirlpool
Bauknecht
de manincor
beko
gorenje
Binova
BORA
BARAZZA
Fhiaha
Sirius
AURA
OPERA
NH?AH?
CENTRO
nobilia
SACHI
ECCENTRICA
Miele
BOSH
UNOX
CNEFF
DARE
FISHER & PAYKEL
Quooker
SMEG
megius
LUME
bathco
margaroli
inda
bonqio
sanycces
bject
dei
MOMA
TUBES
HIDEO
CARIMALI
A
marelli
naturedesign
NATUZZI
Ssbs
B&B
Euromobil
ANAMON
giellesse
Audo
arflex
Kartell
PLANK
JAIPUR RUGS
emu
ondarreta
Loope
atelier vierkant
AUREA
COBRA ART

3日目(13)
Kartell
Moooi
R / Roberto Bellantoni
Molten&C
MM6
LA CASA MAGICA
Chloe
Fornasetti
Depadova
FLOS
Rimadesio
ARTEMEST
BROKIS /モニュメント

他、ふらっと入ったブランドさんもあり。

【田尻の住宅・完成見学会】コンパクトでありながら、広がりを感じる家。自然素材と可変性、そして心地よい空気環境を備えた住まい。このたび、田尻にて完成見学会を開催します。今回の住まいは、限られた面積の中でも、できるだけ広く、心地よく、そしてこれ...
15/04/2026

【田尻の住宅・完成見学会】

コンパクトでありながら、広がりを感じる家。
自然素材と可変性、そして心地よい空気環境を備えた住まい。

このたび、田尻にて完成見学会を開催します。

今回の住まいは、限られた面積の中でも、できるだけ広く、心地よく、そしてこれからの暮らしの変化にも寄り添えるように考えた住宅です。

ただコンパクトなだけではなく、
ただ機能的なだけでもなく、
自然素材のやわらかさや、住まい手の個性、将来の可能性まで含めて設計しました。

さらにこの住まいは、高気密高断熱の高性能住宅として、見た目だけではない、日々の暮らしの快適さや健康面にも配慮しています。

断熱性・気密性を高めることで、外気の影響を受けにくく、一年を通して心地よい室内環境を保ちやすい住まいに。
UA値やC値といった性能値はもちろん大切ですが、この家で目指したのは、その数値の先にある住み心地です。

冬にただ暖かい、夏にただ涼しい、というだけではなく、温度と湿度をできるだけ穏やかに整え、身体に負担の少ない室内環境をつくることを大切にしています。
室内の温度差が少ないこと、空気がこもりにくいこと、湿度が過剰に上がりすぎたり下がりすぎたりしにくいこと。
そういった毎日の小さな快適さの積み重ねが、暮らしやすさや健康につながっていくと考えています。

また、構造面でも耐震等級3を確保。
デザインや素材感だけでなく、安心して長く住み続けられる性能もしっかり備えた住宅です。

漆喰のやさしい質感、オーク材の床のぬくもり、自然な練り模様のフロアタイル。
そこに家具や照明まで丁寧に組み合わせ、落ち着きがありながらも、どこか自分らしさを感じられる空間に仕上げています。



開催日時

5/5(火)・5/6(水)

① 10:30
② 13:30
③ 16:00
④ 18:00



◾️この住宅の見どころ

コンパクトなのに、広く感じる設計

この家で大切にしたのは、面積以上の広がりを感じられることです。

空間を細かく区切りすぎるのではなく、視線の抜けや光の入り方、家具の配置まで含めて整えることで、コンパクトな住まいでも窮屈さを感じにくい設計にしています。

外からの視線にはしっかり配慮しながら、室内にはやわらかな明るさが広がる。
守られている安心感と、開放感のバランスを大切にした住まいです。

朝はレースカーテン越しの光がやさしく入り、
ダイニングで食事をしたり、ソファで少しゆっくりしたり。
何気ない日常が、少し気持ちよく感じられるような空間になっています。

自然素材とニューノルディックの心地よさ

内装は、漆喰仕上げの壁とオーク材の床をベースに、ダイニングキッチンには自然な練り模様のフロアタイルを採用しています。

白を基調にしながらも、素材の表情があることで、のっぺりせず、やさしく奥行きのある空間に。
シンプルなのに冷たくなりすぎない、New Nordic(ニューノルディック)の考え方を取り入れています。

整いすぎていない自然さと、少しだけ感じる個性。
そのちょうどいいバランスが、この家の魅力です。

◾️将来の変化にも対応できる「可変性」

今回の住まいの大きなテーマのひとつが、可変性です。

今の暮らしに合わせるだけでなく、将来の暮らし方の変化にも対応できるように、間取りの考え方そのものに柔軟性を持たせています。

たとえば将来的に、
・住まい方を変える
・貸す
・売る
・民泊として活用する

そういった可能性まで視野に入れながら設計しています。

家は「今」だけのものではなく、時間とともに役割が変わっていくこともあります。
その変化に対応しやすいことも、これからの住宅では大切な価値だと考えています。

◾️オーダーで整えたキッチンと洗面

キッチンと洗面は、空間に合わせてオーダー設計しています。

見た目を整えるだけでなく、日々の使いやすさ、収納量、動線まで考えながら計画しました。
コンパクトな家ほど、こうした細かな設計の差が、暮らしやすさに大きく関わってきます。

「広くないから仕方ない」ではなく、
限られた空間だからこそ、丁寧に考えることで、暮らしの質はしっかり上げられます。

子供部屋はもちろん、夫婦それぞれの居場所も考えながら、家族みんなが心地よく過ごせる住まいを目指しました。

◾️家具と照明まで含めて考えた空間

今回は、建築だけでなく家具や照明にもこだわっています。

ダイニングには円卓のテーブルを採用。
角がないことで空間がやわらかく見え、家族や友人とも自然と囲みやすい形です。

ソファは、それぞれが好きな場所に座りやすい形に。
同じ空間にいながら、それぞれがそれぞれの時間を過ごせるような、ちょうどいい距離感をつくってくれます。

ダイニング上の照明は、アンティークな雰囲気を持ちながら、どこかアートピースのような存在感のあるシャンデリア。
複雑に構成されながらも一定の規則性を保つことで、空間の中心としてしっかり成立しています。

ホワイトガラスは電球の灯りをやさしく包み込み、印象は華やかすぎず上品。
ガラスボールを8つ付けながらも、それぞれに間を持たせることで、圧迫感のない軽やかな見え方になっています。

また、ペンダントライトとブラケットライトで設計した照明計画が、空間全体をやさしく包み込んでくれます。
ただ明るいだけではない、落ち着いて過ごせる夜の雰囲気も、ぜひ体感していただきたいポイントです。

◾️外構も含めて、住まいの世界観をつくる

外構には、10〜20cmほどの栗石を敷き詰め、自然を感じられる表情に仕上げています。
庭木には、オリーブ、ハイノキ、メディカルティーツリーを植え、建物まわりに緑の気配を添えました。

ワインレッドの外壁に対して、石や植栽の自然な質感がよく合い、建物単体だけでは出せない奥行きのある印象をつくっています。

家は建物だけで完結するものではなく、外構や植栽も含めて、その家の空気感が決まる。
その考え方も、今回の住まいにはしっかり反映されています。



◾️こんな方におすすめです

・コンパクトでも広く感じる家を見てみたい方
・自然素材を取り入れた住まいに興味がある方
・高気密高断熱の心地よさを体感してみたい方
・温度や湿度まで考えた健康的な住まいに興味がある方
・デザインと性能の両方を大切にしたい方
・将来の住まい方の変化まで考えて家づくりをしたい方
・家具や照明を含めた、空間全体の整え方を見てみたい方

図面や写真だけではわかりにくい、空気感や明るさ、素材の質感、サイズ感を実際に体感していただける機会です。

住まいのヒントを探している方も、これから家づくりを考え始める方も、ぜひお気軽にご見学ください。



◾️ご見学にあたってのお願い

小さなお子様は、必ず抱っこ、または手をつないだ状態でご見学をお願いいたします。

大切なお住まいをお借りしての見学会となりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。



NO DESIGN OFFICE(はちむら工務店)は、和歌山県田辺市を拠点に、性能とデザインを両立する設計施工一貫の建築会社です。
住宅・店舗・リノベーションまで、空気感を含めた“暮らしの質”を設計しています。

09/04/2026

【ホームインスペクションの依頼が急増している理由】

ここ最近、ホームインスペクションのご相談がかなり増えています。
しかも、今年に入ってからさらに増えている実感があります。

依頼内容はさまざまです。

たとえば、
• 中古物件を購入する前に調査してほしい
• 今住んでいる賃貸物件を買いたいので、一度見てほしい
• 新築したばかりなのに不具合が多く、不安なので確認してほしい

といったご相談があります。

その中でも、圧倒的に多いのは
「中古物件を買うので、一度見てほしい」
というご依頼です。

これはすごく自然な流れだと思っています。

中古住宅は、価格や立地、広さの条件がうまく合えば、すごく魅力的な選択肢です。
でもその一方で、見た目だけではわからないことも多い。

内装がきれいでも、外部の劣化が進んでいることもあるし、逆に少し古く見えても、きちんと手入れされていて状態がいい家もあります。

つまり、中古住宅は
「写真や雰囲気だけでは判断しにくい」
という難しさがあるんですよね。

売主さんや不動産屋さんも、売れるように、よく見せようと写真を工夫したりするでしょうし。

だからこそ、購入前に一度ちゃんと見ておきたい、という方が増えているのだと思います。



【住宅は、買う前に“確認しておく”だけで安心感が変わる】

家を買うというのは、多くの方にとって大きな決断です。

もちろん、立地や資金計画も大事です。
でも実際には、購入後にじわじわ効いてくるのは
「この家、ほんとに大丈夫だったのかな」という不安
だったりします。

見えないまま買う。
わからないまま進める。
その状態が、あとから大きなストレスになることがあります。

ホームインスペクションは、家のすべてを断定するためのものではありません。

ただ、購入前の段階で、今見えている範囲の状態を整理して、判断材料を増やすためのものです。

それだけでも、安心感はかなり変わります。



【33,000円(税込)の簡易チェック】

ウチでご依頼いただくホームインスペクションで多いのは、簡易チェック 33,000円(税込) のメニューです。

所要時間は、だいたい1時間半〜2時間くらい。

この内容は、
目視できる範囲でのチェックが基本になります。
いわゆる非破壊検査なので、壁を壊したり、設備を外したりといったことはしません。

でも、だからといって意味が薄いわけではありません。

実際には、見える範囲を丁寧に確認するだけでも、
ある程度わかることは多いです。

たとえば外回りであれば、
• 基礎の状態
• 外壁の劣化やひび割れ
• 防水まわり
• バルコニーの状態

などを見ていきます。

室内では、
• 床
• 壁
• 天井

などの状態を確認します。

さらに、
• 床下が見られる状態なら床下も確認
• 天井裏が見られるなら天井裏も確認

という形で、
見えるところはできるだけ見ていく、というスタンスです。



【大事なのは、「異常があるか」だけではありません】

ホームインスペクションというと、
不具合探しのように思われることもあります。

もちろん、劣化や不具合の有無を確認することは大事です。
でも実際には、それだけではありません。

大事なのは、
• どこを気にして見ればいいのか
• いまの状態をどう判断すればいいのか
• すぐ対応が必要なのか
• 住みながら様子を見ていいのか

そういった判断の軸を持てることです。

家のことに慣れていない方にとっては、小さなひびひとつ見ても、大丈夫なのか不安になることがあります。

逆に、見た目ではわかりにくくても、気にしておいた方がいいポイントもあります。

そのあたりを整理して、
「この家をどう考えたらいいか」をわかりやすくするのが、ホームインスペクションの役割だと思っています。



【中古住宅購入前の相談が多いのは、すごく納得できます】

最近、中古住宅を検討される方は本当に増えています。

新築に比べて価格を抑えやすいですし、
立地条件のいい場所で探しやすいことも多い。
リノベーション前提で考えている方も多いです。

ただ、そのときにやっぱり出てくるのが、
「この建物自体は大丈夫なんですか?」
という不安です。

これは当然です。

間取りやデザインは変えられても、
建物そのものの状態は、あとから簡単には変えられないこともあります。

だから購入前に見ておく。
これは、慎重というより、かなり健全な考え方やと思います。

むしろ今は、
ちゃんと確認してから買う人が増えている
ということなんだと思います。



【「高い買い物だから」ではなく、「納得して進みたいから」】

ホームインスペクションを頼む方は、単に心配性なわけではありません。

高い買い物だから、というのももちろんあります。
でもそれ以上に、

よくわからないまま進めたくない
ちゃんと納得して決めたい

そういう感覚の方が増えているんだと思います。

僕はそれはすごくいい流れだと思っています。

家は、見た目や条件だけで決めるものではなくて、これから暮らしていく器です。

だからこそ、買う前に一度立ち止まって確認する。
そのひと手間が、後悔を減らしてくれます。



【気になる物件があるなら、購入前に一度ご相談ください)

中古物件を見に行って、
「雰囲気はいいけど、建物としてどうなんやろう」
と感じることは、たぶん多いと思います。

そんなときに、ホームインスペクションは役に立ちます。

ウチで多いのは、
33,000円(税込)の簡易チェックです。
ちょっと営業っぽくなりますねw

1時間半〜2時間ほどで、
目視できる範囲を中心に、非破壊で確認していきます。

外回りの基礎・外壁・防水・バルコニー、
室内の床・壁・天井、
見られる状況であれば床下や天井裏まで確認します。

もちろん、これですべてがわかるわけではありません。
でも、判断材料はかなり増えます。

購入前に少しでも不安がある方は、一度こういう確認を入れておくと、気持ちが全然違うと思います。

家は、勢いだけで決めるには大きすぎる買い物です。
だからこそ、納得して進めるための材料を持っておく。
そのためのひとつの方法として、ホームインスペクションを考えてもらえたらと思います。

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 ▼お知らせ▼
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\ 建築相談会開催 /
違和感の“棚卸し”会

SNSで見た「正解」が多すぎて、逆に決められない。
性能もデザインも気になるのに、話が噛み合わない。
“なんか違う”って思ってるのに、うまく説明できない。

その状態、めちゃ普通です。
迷いはセンス不足じゃなくて、判断軸がまだ言葉になってないだけ。

この会は「正解を言う会」ではありません。
あなたの中にある違和感を整理して、“決められる状態”に整える会です。
※営業はしません。安心して来てください。



■内容(90分)
・違和感が出るポイント/整理の仕方
・公開壁打ち(希望者)+見学OK
・最後に「判断軸メモ」を一緒に作って持ち帰る

◾️費用
15,000円(税込)

■持ち物
図面・写真・寸法がわかるもの(ラフでOK/手書きでもOK)
なくてもOK

■日程
4/11
①10:30 ②13:30 ③16:00

参加希望の方はDMで「棚卸し」と送ってください。
(枠に限りがあるので先着で調整します)

【ご予約方法】
•DM または LINE より受付
•LINE → 8hachimitsu8

◾️NO DESIGN OFFICE(はちむら工務店)は、和歌山県田辺市を拠点に、高性能住宅(高断熱・高気密・換気・空気設計)と建築デザインを両立する設計施工一貫の建築会社です。

性能数値だけでなく、温度・湿度・音・光・空気感まで含めた「暮らしの質」を設計し、住宅・店舗・リノベーションを行っています。

住所

上屋敷2-9/18
Tanabe-shi, Wakayama
646-0036

営業時間

月曜日 08:00 - 18:00
火曜日 08:00 - 18:00
木曜日 08:00 - 18:00
金曜日 08:00 - 18:00
土曜日 08:00 - 18:00
日曜日 08:00 - 18:00

電話番号

+819021089322

ウェブサイト

アラート

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